病院の理念
以下の理念・診療方針を元に診療に携わっております。
- 一. 良質の医療を提供します
- 一. 素晴らしい療養環境を提供します
- 一. 患者満足度の向上に努めます
- 一. 職員満足度の向上に努めます
診療方針
政策医療である重症心身障害、脳神経・筋疾患、その他消化管疾患、循環器疾患、腎疾患の医療を推進し、県内における脳神経・筋疾患分野の中核施設として確立し、臨床研修及びリハビリテーションの機能の充実強化をはかることを基本方針とし、理念を踏まえ次の事項に重点を置く。
- 政策医療の推進
- 地域医療の充実
- 安全で質の高い医療の提供
周辺の環境
柳井市は、東は岩国市、西は徳山市の中間にあたる山口県の南東部にあり、瀬戸内海の西寄り、伊予灘の北に位置しています。室町時代から商都として発展し、江戸時代には岩国藩のお納戸と呼ばれていました。
柳井市は、江戸中期の商家の町並みが残り、今日も「白壁の町並み」として国の重要伝統的建造物保存地区に指定され、観光ルートの拠点ともなっています。
当院は、この柳井市に所在し、市の中心部から南東へ8kmの室津半島中央東側に位置し、東は国立公園瀬戸内海に面し、周防大島を望み、西は大星山(438m)に抱かれ、四季折々の自然美に恵まれ、風光明媚なうえ、気候温暖、閑雅、清澄にして療養に最適な環境にあります。
運営上の特色
当院は、昭和20年12月厚生省に移管以来、山口県東部における国立療養所として結核医療に努め、大きな役割を果すとともに地域社会に貢献してきたが、医学・医術等急速な進展により、結核患者の減少と疾病構造の変化、医療需要の多様化・高度化への対応と国の医療施策、地域社会の要請に対処するため、脳神経・筋の難治性疾患の医療等を積極的に推進し、また地域の医療需要にも応え、当地域における中核専門病院として、また、国立医療機関としての責務と使命達成に努力しています。
- 神経難病に対する医療
国立病院機構の使命である政策医療を推進するため、脳神経内科医師を中心に脳神経・筋疾患に対する医療を実践し、山口県及び広島県西部地域における脳神経難病の中核病院を目指す。 - 重度心身障害児(者)に対する医療
山口県全域及び広島県西部地域を診療圏とする重度心身障害児(者)の専門病院として政策医療を推進する。 - 専門医療
山口県地域医療計画に沿い、消化管悪性腫瘍、炎症疾患に対する外科的治療、特に鏡視下手術を用いた低侵襲手術の応用と急性腹症に対する救急治療、緊急手術の実践。
糖尿病内分泌、循環器疾患及び肝胆膵内科疾患の診断及び治療。
慢性腎不全疾患に対する血液透析治療を行なっています。
標榜診療科
一般外来 | 内科、脳神経内科、小児科、呼吸器内科、循環器科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、人工透析外科、リハビリテーション科、歯科(当院入院患者のみ) |
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専門外来 | 神経難病外来、直腸・肛門ストーマ、頭痛外来、脳卒中外来、腎不全外来、認知症外来、発達療育相談外来 |