院長挨拶
院長 宮地 隆史
この度、院長に就任致しましたのでご挨拶させて頂きます。
独立行政法人国立病院機構柳井医療センターは1945年8月に原子爆弾により被災した広島第一陸軍病院が旧陸軍西部第八部隊、船舶工兵隊があった柳井の地に移転し、後に厚生省の管轄となり国立柳井病院と改称されたことに始まります。1976年に重症心身障害児(者)病棟が開設されるなど時代とともに国の施策に応じてセーフティーネット医療を根幹に対応して参りました。2000年には神経難病専門病棟を開設し、現在は山口県東部の難病医療協力病院として神経筋疾患の難病医療を行っています。2004年には独立行政法人国立病院機構柳井病院に組織改編があり2009年には透析センターを開設し慢性腎障害の地域医療を開始しています。2012年に現在の独立行政法人国立病院機構柳井医療センターに名称変更し、2013年から2019年にかけて病棟、外来管理棟、サービス等を順次新規に開設し患者の皆さま、職員にとって素晴らしい療養環境で医療を行っています。また2015年に山口県より地域型認知症疾患医療センターに指定され地域の認知症医療・ケア・介護連携も担っております。脳神経内科、消化器外科、消化器内科、透析医療、重症心身障害児(者)医療を主とした国立病院機構病院として、これまでの活動を踏まえ、当院の特色をいかしつつ、将来を見据え、広く「地域から選ばれる病院を目指す」をミッションに活動して参る所存ですので、引き続き宜しくお願い致します。
2023年4月1日
独立行政法人国立病院機構柳井医療センター 院長 宮地隆史