栄養管理室の基本理念
栄養管理部門は、病院の理念に沿い可能な限り個人の嗜好に合った食事を提供し、患者様のQOLの向上、満足度の向上にむけ、食を通じて心豊かな生活が送れるよう支援します。
スタッフ
栄養管理室長、管理栄養士、事務助手、食器洗浄、委託調理師・調理員 |
お食事について
入院中のお食事は、治療の一環として患者さん一人ひとりに合ったものを医師の指示のもと提供しています。
病状により食欲が低下している方には管理栄養士が聞き取りに伺い、嗜好や形態調整など患者さんの状態に合わせて個別の対応を行っています。
選択食
当院では常食と透析食のアレルギー・禁止食品が無い方を対象に、月に10日昼食と夕食に選択食を実施しています。
<献立の一例>
ぶっかけうどん
カツサンド
広島風お好み焼き
ホットドッグ
岩国寿司
瓦そば
行事食
入院中の患者さんに季節の移ろいを感じていただけるよう、行事の際にはメッセージカードを添えて行事食を提供しています。
ひな祭り
七夕
ひな祭りメッセージカード
七夕メッセージカード
形態調整食
神経難病や重症心身障害、ご高齢により噛むことや飲み込むことが困難な患者様が多いため、料理をペースト状やゼリー状にし、安全で飲み込みやすい食事を提供しています。
また、重心病棟では長期入院される方が特に多いため、季節や人生の節目ごとのイベントを楽しんでいただけるよう行事食にも力を入れています。
還暦祝い
外出行事用お弁当
栄養管理業務
個人栄養食事指導
実施時間 平日 8:40~16:30
入院および外来の患者さんで、医師から食事療法が必要と判断された方を対象に実施しています。
患者さん個々の症状や生活スタイルに応じて実行しやすい目標を一緒に考え、疾病の治療をサポートしています。
チーム医療
NST(栄養サポートチーム)
医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士により構成されており、それぞれの職種の専門性を活かし患者さんに最適な栄養管理が行えるようサポートしています。
透析カンファレンス
透析患者さんを対象に、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、リハビリ、心理療法士、臨床工学技士がより良い治療のために情報共有を行い、改善点や今後の治療方針について話し合いを行っています。
重症心身障害児(者)合同カンファレンス
療養病棟の患者さんを対象に、医師、看護師、管理栄養士、リハビリ、療養介助員、児童指導員、保育士が保護者(成年後見人)の方に病状や日常生活の様子をお伝えし、ご本人やご家族の意向に添った治療や生活ができるよう話し合いを行っています。
柳井医療センター栄養管理室を訪問してくださりありがとうございました。