血液透析部門

スタッフ紹介

職名 氏名 専門領域 所属学会等
院長 住元 了   日本透析医学会専門医
日本外科学会指導医・専門医
日本消化器外科学会専門医
診療部長 池田 正宣   日本外科学会指導医・専門医
日本消化器外科学会指導医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本大腸肛門病学会専門医
外科医長 竹本 将彦   日本外科学会
日本消化器外科学会
外科医長 松本 富夫   日本外科学会専門医
日本臨床外科学会
日本消化器外科学会
日本透析医学会指導医・専門医

対象疾患

慢性腎不全、その他血液浄化治療が必要な疾患

特色・診療内容

「人工透析はどこでも同じ」、ではありません!
しっかりした透析治療を行うことで、食欲が出てきて体重が増えたり、元気に動けるようになったりします。
では、しっかりした透析治療とは、どんな治療でしょうか。
しっかりした透析治療とは身体からしっかりと毒素を抜く透析です。そのために透析時間を伸ばしたり血流量を増やしたりすることが、透析患者さんの生命予後を改善させることにつながると広く知られています。
当院では透析時間を延長したり、血流量を十分に増やすことで、しっかりと毒素を抜いて透析効率を改善させる工夫をしています。

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この図のように透析時間の全国平均は240分ですが、当院では252分であり、血流の全国平均は221ml/minですが、当院では353ml/minです。透析効率(Kt/Vsp)は当院では2.3で、これは日本透析医学会(JSDT)が推奨する最低限1.2、目標値1.4を大きく上回る数値です。
当院に転院された患者さまが、「食事が美味しく思えるようになった!」「自分で動ける範囲が広がった!」と感想を云われたりします。それは透析効率が良くなったことで、毒素がしっかり抜けているからだと思われます。当院は患者さまにしっかりと食事をしてもらい、そしてしっかりと透析をすることが大事だと考えています。
当院には透析用コンソールが計25台あり、その内血液ろ過透析(HDF)用コンソールは13台あります。透析液に使用する水質も完全に清浄化しています。

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血液透析患者さまのシャント(バスキュラーアクセス)は血液透析治療の生命線といえます。当院では臨床工学技士などによる定期的な超音波検査(エコー検査)を行って血管の状態を観察しています。シャント血管が細くなると、PTA(経皮的血管形成術)と呼ばれる「血管内カテーテル治療」を行います。おかげ様で当院は山口県下で有数の治療件数(90-110件/年)を誇ります。常に最先端かつ最善のカテーテル治療を目指して、様々な治療方法を研究しています。当院ではエコーを使用することで、放射線被ばくを最小限に抑えるようなPTAを行っています。エコーとエックス線の長所を組み合わせた治療法です。一方でPTAだけでは十分に血管が治療できない場合は、必要に応じて血管の手術を行っています(30-40件/年)。

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腹膜透析(PD)という言葉をお聞きになったことがありますか?
当院では腹膜透析を平成27年より始めて、延べ約30名の方に行っています。
腹膜透析は自分のお腹にある膜(腹膜)を利用して毒素を外に出す透析方法です。
お腹にカテーテル(やわらかいプラスチックチューブ)を備え付け、カテーテルを通じてお腹の空間(腹腔)に治療液を貯めて治療します。そろそろ透析治療を始めないといけない…という患者さんの中には、尿量がまだ保たれている方もいます。腎臓の働きがだいぶ悪くなっても、残されている腎臓の働き(残存腎機能)を大事にする方が、患者さんの生命予後にいいという研究結果があります。このことから、わが国では透析治療をまず腹膜透析で始めることを「PDファースト」と呼んでいます。当院でもPDファーストを行っています。ご自宅で自分で出来る治療法であり、通院回数も1-2回/月(血液透析は13-14回/月)と少なく、血液透析に比べると食事・水分制限も大変緩やかな治療法です。
透析を始める方がいらっしゃる一方で、長年の血液透析で血管が痛み、心臓も悪くなり、血圧が不安定な方もいらっしゃいます。その方々にも穏やかな透析方法である腹膜透析を行うことがあります。そのような方には血液透析の回数を減らして週に一度だけにし、他の日は腹膜透析を行う「ハイブリッド療法」も当院で行っています。

独立行政法人国立病院機構 柳井医療センター(旧 柳井病院)
〒742-1352 山口県柳井市伊保庄95番地 TEL 0820-27-0211 FAX 0820-27-1003